神前式とは

神前式は、神道教えにもとづいた婚礼の儀です。厳かで格調高い雰囲気の中、三三九度の杯を交わし、玉串を神に捧げて結婚を誓います。本来は神社で行う日本の伝統的な挙式スタイルですが、ホテルや式場の中にある仮神殿でも行えます。

神前式のスタイル

1900年に行われた後の大正天皇のご成婚が基本となって、現在のスタイルが定着しました。多くの場合、ホテルや専門式場の仮神殿で行いますが、本格的なスタイルにこだわるのなら、神社で行うことをおすすめします。神社で行う場合、原則的に参列者は親族のみとなりますが、ホテルや専門式場の仮神殿で行う場合は、30〜40名ほど収容できるスペースがあるので、親しい友人知人までは参列可能となります。衣裳は、白無垢に角隠し、白無垢に綿帽子、お引き摺りの振袖などが選べます。和装は年齢を意識せずに着られるので、神前式は幅広い年齢層のカップルたちに選ばれています。

儀式の内容

三三九度の杯を交わし、玉串を神に捧げて結婚を誓うのがメインの儀式となります。

■三献の儀(さんこんのぎ)天・地・人を意味する小・中・大の三杯で、新郎新婦が交互に御神酒を交わすことによって、永遠の契りを結びます。■誓詞奏上(せいしそうじょう)夫婦がまもるべき道を記した「誓詞」を新郎が読み上げます。■玉串奉奠(たまぐしほうてん)榊に神垂をつけた玉串を新郎新婦が神前に捧げ「二拝二拍手一礼」をします。

これは主な結婚を誓う儀式です。この前後にも、身を清めたり御払いの儀式などがあります。神聖な儀式ですので、誓詞の意味を事前に勉強したり、神社の由緒やまつられている神様をなどを事前に把握し、自分たちの結婚の儀への理解を深めましょう。

神前式の特徴

【メリット】・日本古来の伝統的な式を、厳粛な雰囲気で行うことができる・本格的な神社であっても、信仰に関わらず受け入れてくれる・親族のみの参列で、両家の絆の深まりを意識した挙式ができる

【デメリット】・参列者が親族のみに限られる場合が多い・神社の場合、一般参拝者の中で行う・祭事の時は挙式が行えない

神前式の予算

ホテルや結婚式場の仮神殿で行う場合は、はっきりと挙式費用が定められています。神社で挙式する場合「初穂料」と表書きをして渡します。3万〜15万円が相場です。またこれとは別に神主や巫女に2万〜3万円のお礼が必要となります。